『祝福(いのり)の海』上映会
この映画の若い監督、東条監督は大学時代貧困問題に興味を持ち、みんなが幸せに暮らすにはどうすればいいか...
世界を旅する中で、自分の暮らしが世界と繋がっている...と感じ、足元の暮らしから見直そう...と塩作りをしながら自給自足の生活を営む一家を訪ねる...そこは海や大地に根ざした暮らし、生き生きとした暮らしがあった..そんな中、山口県上関原発建設予定地の対岸に浮かぶ祝島との出会いがあり...
東北地震をまたいで撮られたこの映画。
祝島と福島...
震災前と後...
暮らしの知恵と営み
いのちと自然とのかかわり
祝島はもう30年以上中国電力に対し原発建設を阻止してきた。ほとんどが年老いたおじちゃんおばちゃんだ。実際映画の中で、中電が総勢600人動員して土石を埋め立て予定地に強制的に放り込むシーンがあるが、海の中へ土石が落とされるたびに、自分のこころやからだが痛くて、リアルに海の痛みを感じた瞬間だった。すべては1枚の布のように繋がっているんだな〜と切に感じる。
私たちは自然の一部。
結局はここに辿り着く。
これからどう生きるか。。私は何ができるのかな。。